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そばより普通にうどんが好き

 「年越しそば」というものがある。詳しいことは知らないが、「来る年を、細く長く生きられますように」という想いが込められているのだと言う。なんて日本人らしいのか。

 しかし僕は思う。「年越しうどんの方が良くね」と。

 考えてみて欲しい。希望溢れる来る年の目標を「ひょろひょろと細長く生きること」にする必要は無いのではないか。むしろ目標はでっかく掲げて、「太く長く生きたい」と胸を張って言ったら良いのではないか。欲深いことは恥じるのが国民性だが、辛いことは無い方が良いし、色々と図太ければラクだ。こんな甘っちょろいことを言っていると他の人に白い目で見られそうだが、別に構わない。自分の目標くらい好きに言わせてくれたって良いだろう。

 もう一つ理由がある。僕はずっと長生きしたいのだ。やりたいことが決まっているわけではないが、ただただ生きたああい。大変なこともあるが、それを含めて面白くて面白くてしょうがない。いや正確には面白がっているというべきか。

 「今」には、面白い要素なんてそんなに多くない。ほとんど同じ日々の繰り返しだ。だから「今」を一つ一つ分けて見れば、自力では太刀打ち出来ない厳しい現実が仁王立ちしているだろう。つまりはそれをどうやって演出するか、どうやって自分の色に染めていくか、ということに日々の面白さはかかっているのではないか。

 

 ああマジメな話になってしまった。もともとは「そばみたいに細く長く生きるのは難しいし、うどんの方が普通に美味しいよね」という話がしたかっただけなのです。

 というわけで。うどん、頂きます。